大阪支社の立ち上げに携わったメンバーの想いと挑戦をお届けします。
Interview Profile
株式会社ストアフロント
営業推進部
K.K 2014年1月入社
「Win-Win」思考に共感

転職を決めたきっかけは、当社の「Win-Win」思考に共感したことが大きな理由です。
ビジネスにおいて、自社とお取引先の双方のメリットを考えることは、当然の事だと思います。しかし、今思えば、転職前の私は自社の利益を最優先に考え、「どうすればお取引先にメリットがあるように見せかける事が出来るか?」という思考になりがちでした。
当社の面接を受けるまで、経営理念に対しては正直疑心暗鬼なところもあったと思います。「Win-Win」という言葉は正直綺麗ごとだろうとも思っていたので……。ですが、いざ面接を受け、当社代表の岡田や役員と話をしてみると、共通して「お取引だけでなく、その先のエンドユーザーを含めた関係者全員のメリットを考えずに得る利益は一切求めていない」と言い切り、カルチャーショックを受けたのを今でも覚えています。
入社後、その経営理念が社内に浸透していることを肌で感じました。今では「Win-Win」思考に違和感をもたず、自然に考えられるようになりました。お取引先の「Win」は当然ながら、エンドユーザーを含めた関係者全員の「Win」を念頭に置いたうえで当社が「Win」になれる方法を常に模索しています。
当社へは、大阪支社の立ち上げメンバーとして参画しました。中途採用かつエリアの立ち上げメンバーでの採用でしたので、即戦力としてすぐに結果を出さなければというプレッシャーがありましたね。
私一人の失敗で、拠点の拡大がとん挫する訳ではないものの、自分が成功させないと大阪進出自体が失敗で終わってしまうのではないかという不安を感じていました。
大阪支社立ち上げと遠隔マネジメント
入社後は、3日間東京での研修をし、その後は一人ぽつんと大阪に出社しました(笑)。もともと、「大阪支社には二人入社するから、二人で頑張ってね」と聞いていましたが、なかなか採用が決まらなかったようです。入社時から、もうすぐ大阪支社に入社する人が来るから、頑張ろうという思いを糧に、待つこと10ヶ月……ようやく新しいメンバーが入ってきたんです!
入社後1年ほどで、大阪支社メンバーが三人になりました。まだ自分自身で十分に納得ができる成果が出せていない状態だったので、三人で改めて大阪支社を立ち上げようという気持ちで頑張れましたね。
その後、チームメンバーと協力して成果を出していき、大阪支社立ち上げ当初から掲げていた売上目標を達成することができました。その瞬間は入社して一番の喜びでしたね。単なる目標達成ではなく、大阪進出を成功と判断できるラインをクリアできたということが何より嬉しかったです。
成功した要因は、“個”から“組織”になったことだと思います。個々の弱みを相互理解し、カバーし合える関係性が作れていたので、組織の強さを改めて実感したタイミングでもありました。
はじめは、東京エリア・大阪エリアとエリアごとのチーム編成で営業活動をしていました。その為、いつも顔を合わせている大阪支社メンバーのマネジメントを担当することに。
その後、エリア区分けがなくなり、東京・大阪メンバーが混在するチーム分けになりました。月に1回程、東京メンバーとは顔を合わせてはいるものの、毎日顔を合わせているわけではないので、メンバーの些細なことに気付けず、遠隔でのマネジメントの難しさを感じています。
毎日顔を合わせ、何気ない会話をしていれば、その人のコンディションや考えを日常から汲み取ることが出来ると思います。しかし、電話やメッセージでのコミュニケーションがほとんどなので、フォローしきれないことが多く申し訳なく思うことがありますね。
2019年5月からは新たに、福岡支社勤務のメンバーもジョインしました。私が大阪を立ち上げたときのような個の動きでは無く、東京・大阪・福岡とエリア関係なく連携し、「組織として動いて行くこと」、そのうえで「コミュニケーションギャップを最小限にすること」が直近の課題であり、目標でもあります。
声に出して伝えるコトの大切さ

チームメンバーに伝えたいことは2つあります。
1つ目は、目標や思っていることをどんどん声に出してほしいと思っています。
私自身、入社当初に30歳までに1,000万円の年収を目指していると声高々に宣言していたんです(笑)。
今となっては恥ずかしいですが……深い理由は全くなく、年収1,000万円って言えたらカッコいいな程度の志でした。
当初の目標はさておき、声に出していた事で周囲から目標に近づく為のアドバイスをたくさん貰う事が出来ました。バカにする人は誰一人おらず、みんな真剣に向き合ってくれましたね。
当社は他人の為に時間を使う事を惜しまない人が集まっている組織だと思います。声に出して伝えないと想いは何も伝わりません。遠慮せず、目指していることや目標は、声に出していいと思っています。誰かがきっとヒントをくれますから。
2つ目は、正解を求めすぎないで欲しいです。
社会生活においては、正解することではなく、考えるチカラが求められていると個人的には思います。
当社のビジネスに限らず、社会ではテスト問題のようにあらかじめ正解が準備されている訳ではありません。仮にあったとしても、タイミングや目的によって正解は変わりますし、そもそもその答えは誰にも分からないというケースが大半です。
そのなかで我々が出来ることは、正解する可能性を高める為にトライ&エラーを繰り返していく事だと思っています。
まずは考えて、自分なりの答えを出してトライしてみる。答えが間違っていたら、また考えて再トライ。その間違いが大きくならないようサポートするのが、グループ責任者である自分の役割だと思っています。
知識を持ち寄り、多くの意見を出すために仲間がいます。周りを信頼してどんどんチャレンジしていって欲しいですね。