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ストアフロントの想いと取り組み ~『特殊詐欺被害』を減らす活動とは~

      

管理人
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皆さんこんにちは!ブログ管理人のコーポニーです。

今や日本国民の大半が日常生活で当たり前に使用しているスマートフォン。
便利である反面、ときには困り事に直面する人も一定数いるのが現状です。

スマートフォンでインターネットをよく使うけど、情報が多すぎて本当に必要な情報を見つけるのが難しい・・・

スマートフォンは便利な分、危険なこともあるみたい。
何をどう注意すればいいのか分からないから不安になることも・・・



私たちストアフロントが運営するスマートフォン向けデジタルサービスは、そんな消費者のお悩みや不安を解消し、日々の生活が豊かになるための役割を担うためのものです。

そこで今回は、ストアフロントがどんな想いで事業を行っているのか。その想いと取り組みの一部についてご紹介いたします。



ストアフロントはどんな“想い”をもって活動しているのか

私たちはインターネットサービスを通じて、消費者の皆さんが安心安全な生活を送れるよう、『世の中の困り事を解消する』ことで、社会課題の解決に取り組んでいます。私たちが運営する事業は、その一端を担うものです。


動画配信サービスやSNSなど、便利かつ楽しめる要素をもつサービスが普及している一方、スマートフォン初心者にとっては使いにくさ・難しさを感じるサービスが多かったり、本当に必要としている情報が高齢者に届いていない、というケースもあります。

私たちは、安心安全に利用できるデジタルサービスを世に広めることで、スマートフォン利用者の格差をなくし、日常生活の困り事を解決することが必要だと考え、日々活動をしています。

どのような社会課題の解決に取り組んでいるの?

今や日本国内のスマートフォン保有割合は約8割にのぼり、20~60代の各世代でインターネット利用にスマートフォンを使うことが当たり前になっている時代です。

そんな中、インターネット利用者の“約7割”はインターネット利用に何かしらの不安を感じているというデータがあり、「個人情報の漏洩」「ウイルス感染」「架空請求などの詐欺」といったことへの不安を抱えているのが現状です。

引用:令和5年通信利用動向調査の結果 ❘ 総務省



中でも、昨今の「架空請求などの特殊詐欺」は認知件数・被害額ともに増加傾向にありますが、まだまだその事実を知らないスマートフォン利用者が多い事も事実です。

引用:令和6年4月末における特殊詐欺認知・検挙状況等について ❘ 警察庁


私たちは『世の中の困り事』の1つとして、スマートフォン利用者への迷惑電話による特殊詐欺被害に着目し、その被害を水際で防ぐための取り組みを強化しています。

※特殊詐欺とは・・・電話やメールなどを使って他人になりすましたり嘘の情報を伝えたりして、被害者からお金を騙し取る犯罪のこと


ここからは、ストアフロントがどのようにして特殊詐欺被害を減らすための活動を行っているのかについて、一部の取り組みをご紹介いたします。


特殊詐欺被害を減らすための取り組み、具体的にどんなことをしているの?

主な取り組みは3つあります。


1. 自治体と協力した啓発活動の実施

ストアフロントでは、各都道府県警察や自治体と意見交換を重ねる中、直近10年間で特殊詐欺被害が最多となった佐賀県に注目し、佐賀県警および佐賀県防犯協会の協力のもと啓発活動に取り組んでいます。


✓ 特殊詐欺被害防止啓発チラシの作成

佐賀県警および佐賀県防犯協会からの情報提供をもとに、被害件数の多い「架空料金請求詐欺」と、最近増加傾向にある「SNSを悪用した投資詐欺」に着目し、2種類のチラシ作成を行いました。

特殊詐欺被害防止には、県民の皆様に詐欺の手口や状況を知っていただき、1人1人の防犯意識を高めることが重要です。そのため、目に留まりやすく、興味を引くデザインを採用しました。特に、「詐欺」と「サギ(動物)」を掛け合わせたユニークなイラストを使用し、見る人の関心を引く工夫を施しました。



✓ 佐賀県防犯協会へのチラシ寄贈

2024年6月、作成した特殊詐欺被害防止啓発チラシを計2万枚寄贈しました。

このチラシは、佐賀県防犯協会を通じて佐賀県内の各地区の主要な場所や警察署に配布されます。特殊詐欺に関する情報が届きにくい人に対しても特殊詐欺に関する情報を広め、佐賀県民の防犯意識向上に寄与する取り組みの1つになっています。

左:公益財団法人 佐賀県防犯協会 専務理事 梨木 公博様
右:株式会社ストアフロント 代表取締役社長 岡田 英明


2. 全国の携帯販売店と連携した情報発信

佐賀県内の携帯販売店に作成したチラシを配布し、店舗の来店者に対する啓発活動を促進しています。

ストアフロントでは一般社団法人全国携帯電話販売代理店協会へ加盟し、全国の携帯販売店がお客様目線で安心・安全な接客とサービスの提供に取り組むという指針に賛同し、店舗来店者の満足度向上にも寄与する取り組みを行っています。


3. 迷惑電話を防ぐことができるサービスの提供

特殊詐欺はスマートフォン利用者の身近に存在しており、いつ誰が被害に遭ってもおかしくない状況です。ここ最近は、電話番号の表示を偽装して役所職員や警察官を装う詐欺電話が掛かってきたり、国際電話番号を悪用した高額な通話料金請求による被害など、手口が巧妙化してきています。
高齢者だけでなく年代問わず騙されやすい手口が増えているのが実情です。


そこで私たちは、このような迷惑電話による特殊詐欺被害を1件でも減らすため、2023年に「ダレカナブロック」というサービスを立ち上げました。特殊詐欺被害を水際で防ぎ、消費者が安心して生活を送れるよう、安心安全なサービスの提供を行っています。



佐賀県防犯協会に、特殊詐欺への取り組みについて伺いました

ストアフロント 岡田
ストアフロント 岡田

 佐賀県防犯協会ではどのようなお取り組みをしているのですか?

『あんぜん・あんしん県さが』を目指そうということで、その一環で広報啓発活動をしています。

各防犯ボランティア団体への支援でチラシを配布したり、毎月広報誌を印刷し、各地区の防犯協会に配って地域住民の方に見てもらう、といった取り組みをしています。

佐賀県防犯協会 梨木様
佐賀県防犯協会 梨木様


ストアフロント 岡田
ストアフロント 岡田

 ここ最近の佐賀県内の特殊詐欺被害状況について教えてください

今年の特殊詐欺は4月末時点のデータで、認知件数43件・被害総額4350万円です。中でも架空料金請求が多く、65歳以上の被害が多いですね。

次に多いのは、SNSを悪用した投資詐欺・ロマンス詐欺で、認知件数41件・被害総額2億7000万円です。これは、年代問わず20~80代まで広く被害に遭っている状況です。

佐賀県防犯協会 梨木様
佐賀県防犯協会 梨木様
ストアフロント 岡田
ストアフロント 岡田

やはり架空料金請求詐欺は高齢者の方が多いのですね。

全国データでも詐欺被害に遭っている高齢者の多くが電話による被害というデータをみました。今では65歳以上の方も携帯販売店に訪れる機会が増えていますので、全国の携帯販売店を活用することで水際対策ができるのではないかと考えています。



ストアフロント 岡田
ストアフロント 岡田

特殊詐欺被害の啓発活動をする上で感じる課題はありますか?

一番の課題は、まだまだ情報が届かない人がいる、ということですね

ご高齢で被害に遭われる方の中には、特定のコミュニティに参加されていないケースも多くあります。そういった人達にどうやって情報を届けるかは、今後も考えていく必要があると思っています。

今回寄贈いただいたチラシについては、佐賀県警に協力いただき、各自治体の防犯協会を通じて主要な場所に設置するなどしていきます。より多くの住民の方への情報提供に繋がればいいな、と感じています。

佐賀県防犯協会 梨木様
佐賀県防犯協会 梨木様
ストアフロント 携帯販売店担当
ストアフロント 携帯販売店担当

携帯販売店の来店者に注意喚起をしている中でも、「それ詐欺なの?」というように架空料金請求詐欺を知らなかったり、どういうものが特殊詐欺なのかをご存じない方がいらっしゃる、という声は聞いています。

私たちストアフロントも、まずは特殊詐欺を知らない人達に対して、情報を広く届けて注意喚起をすることが大切だと考えています。



ストアフロントは安心安全な社会づくりに貢献していきます!

この記事では、ストアフロントが事業に込めた想いとその取り組みの一部について紹介しました。

ストアフロントは、これからも全国の自治体や携帯販売店と連携し、詐欺被害撲滅への取り組みだけにとどまらず「世の中の困り事を解決する」ことで、消費者が安心安全な生活を送れる社会づくりに貢献していきます。

ストアフロントの想いと取り組みに賛同していただける方は是非ストアフロントへご相談ください!

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最後までお読みいただきありがとうございました。