#OneAction!

Members File:営業未経験でも周囲を巻き込み成長したことで見えた、『強いチーム作りを担いたい』というビジョン

メンバーたちの「想い」と「挑戦」をお届けするMembers File。
今回は、法人営業未経験で入社したメンバーに、入社から半年間の試行錯誤しながら成長してきたエピソードについてインタビューをしました。

Interview Profile
株式会社ストアフロント
営業推進部 第一営業グループ
Y.S 2024年1月入社


担当業務
関東エリアを中心に、携帯販売代理店および販売店の営業を担当。
携帯販売店の売上を増やすための分析・課題抽出・施策立案などを担いながら、ストアフロントが運営する自社サービスの販売強化を行っています。

Q:転職をしたきっかけは何でしたか?ストアフロントに入社した決め手は?

前職は携帯販売店にスタッフから入り、店長も約10年間経験しました。

お客様への接客応対から店舗マネジメントまで一通りのキャリアを積めたと思います。ただ、この先もっとキャリアアップをして自身の価値を高めたいと考えたときに、接客以外の視点や別の世界への挑戦が必要だと思い、転職という選択をしました。

長い間同じ業界にいたこともあり、携帯販売店での接客経験や得た知識を活かすことでストアフロントの即戦力になれるかも、と思ったのが1つのきっかけです。また、今まで以上に広い視点を持って課題発見や解決提案ができる能力を身に着けていきたいという点でも、自身の転職軸とマッチしたと思っています。

前職での接客業務は、お客様が“今求めていること”に対して、商品やサービスを提供することがメインだったため、いかにニーズをキャッチアップしてマッチしたご案内ができるか、という観点が大切でした。ただ、長く継続的に1人のお客様と接触し続けていくというスタイルではないため、目の前のお客様対応に終始することが主業務で、その先に視野や思考を広げるという機会がないのが実情でした。

そういった点からも、業界知識を活かしながら、未経験領域の法人営業で新しい物の見方や考え方が身に着けられるのかなと感じ、ストアフロントに入社を決めました。


Q:前職での経験を活かそうと思ったときに感じたギャップ・悩みはありましたか?

前職の携帯販売店にも法人向け営業部門があったため、同僚から営業職の基本スタイルがどんなものなのか、ということは聞いてイメージしていたつもりでした。ただ、実際にストアフロントで現場に出てみると、想像していた営業スタイルとは違うということを肌で感じました。

ストアフロントでは、想像以上にロジカルな思考を駆使した営業スタイルです。

単なる物売りという営業手法ではなく、データや根拠となる情報を使って仮説を導き出し、相手にとって最適な解決方法を企画しアプローチをしていく、という進め方が基本になっています。

最初はギャップを感じ戸惑いはあったものの、ストアフロントには成果を出すまでのプロセスをKPIとして数値管理し、誰でも使えるようにする仕組みがあります。基本のレールは整備されているので、業界知識が乏しくても思考できる環境がある点は特徴だと思います。ロジカルに物事を導き出すという点では、前職でそこまで経験がなかったため最初は迷いもありましたが、まずは基本のレールに乗って行動し続けることを継続してきました。

また、入社前までは個人目標達成のために個々の動きが主要になるイメージを持っていたのですが、個人目標の達成だけではなく、組織として目標達成するため1つのゴールに向かって個々が営業活動を進めるスタイルになっています。毎週開催されるチームMTGでは、チーム目標や課題感をすり合わせた上で、1人1人の行動予定の共有やアドバイスをし合っています。


Q:想像していた営業スタイルとのギャップはどうやって埋めたのですか?

正直、まだまだ周囲からアドバイスをもらうことは多いですが、疑問に思ったことや自身の考えていることは、その場で意見をし解消することを大切にしています。

自分が発言することでフィードバックがもらえるので、行動改善をし続けるためにも疑問が生まれたらためらわず声に出す。そして、もらったフィードバックはまず一旦その通りに実行してみる、ということを繰り返し、出来る限り行動を止めないようにしてきました。迷っても行動は止めない・行動量は減らさないことが最初のうちは重要だと感じています。


Q:この半年間で苦しかったことは何ですか?それをどうやって乗り越えましたか?

“考えるより行動する”ことで結果を出し、不安を解消していく

入社2~3カ月目の時期が一番苦しかったと思います。

入社後1ヶ月間の研修を終え現場に出たのですが、行動が結果に繋がっていないことも多くあったため「会社の役に立てているのだろうか?」というモヤモヤは感じていました。もちろん、周囲からのサポートがあるため出来ることは増えていきますし、日々少しずつ成長は感じていました。ただ、思うような成果が出ていない、且つ自分がやっていることが本当にあっているかが分からず、不安を抱えていた時期でした。

ただ、その不安感は『考える前にとにかく行動する』ことで解消していきました(以下図)。この時期は、社内コミュニケーションや取引先との接触回数など、行動量を人一倍増やすことを重視していました。

社内であれば、不安を解消するために上司やメンバーに自分から声をかけて意見を求めにいきます。自発的に「こういう時どうやってるの?」という問いかけを積極的に増やしましたし、ストアフロントではナレッジ共有やメンバー間での再現性を大事にする組織文化があるため、自分から情報を取りに行くことでより前進できます。


とはいえ、東京チームとしてはもっとコミュニケーションを活性化したほうがいいとも感じています。意識してコミュニケーションを増やすというよりも、自然とざっくばらんな議論や相談が飛び交っている状態が理想です。

前職で店舗スタッフのケアや教育を担いながら環境改善をしてきた経験上、上司部下関係なく必要なコミュニケーションが自然に取れていると、仕事の結果にもいい変化が表れます。そういった経験からも、自分自身が積極的に発信を増やすことでメンバーを巻き込み、成果を出し続けるチームになる一端を担いたいと考えているところです。


Q:不安になりながらも行動を前に進め続けてこれた理由は何でしょうか?

営業として徐々に出来ることが増え、継続的な目標達成ができるようになることへの楽しさや達成感はもちろんあります。ですが、それ以上に社内外の人達から感謝や称賛をされることで「よし、もっと頑張ろう!」と奮起できました。

例えば、複数の携帯販売店で実施する合同MTGがあるのですが、MTG終了後にエリア長の方から「すごくよかったです」と感謝の言葉をもらえると、やってよかった!もっと頑張ろう!と思えますし、次はよりよくしようと行動が前向きになります。

携帯販売店の課題解決をするプロセスにおいて、自分の動きが役に立てていると感じる瞬間です。ストアフロントのビジョンにある『ありがとうと言われるサービスを提供する』ということの実現を、肌で感じられるようになったと思います。

また、社内においては、月一で開催される全社会議の場で、選出されたメンバーからのナレッジ共有や意見交換・称賛をし合う機会があります(以下図)。選出され称賛してもらえると励みになりますし、頑張っている人が称えられる文化や仕組みは、もっと頑張ろうと思えるモチベーションアップにも繋がっています。


▼ストアフロントが行動指針として大切にしている#OneAction!
 社員は日々5つの“One”を追い続け、その#OneAction!事例共有を毎月行っています。


▼#OneAction!を行いながら活躍している社員のインタビューはこちら


Q:入社後半年間での『ご自身の変化』について教えてください

社内の仕組みを使い身につけた“目標達成に向けたロジカルな設計能力”

成果を出すプロセスにおいて、視野は圧倒的に広がったと感じています。

自社サービスを世に広めていく役割を担う中で、社会貢献・地域貢献という軸を持つようになったのもストアフロントで働き始めてから持てた視点です。自社サービスが誰の何にどう影響するか、そのために私たちが何をすればいいか、という軸を持ちながら仕事を進めている部分は、今まで経験がなかった動き方です。

また、一緒に自社サービスを広めている携帯販売店や運営会社と「こうやっていきましょう」と未来の話をする上で、相手が目指しているもの・困っていることは何なのか、という観点で相手を深く知るための行動が増えたと感じています。

携帯販売店の収益面やスタッフ育成に携わる活動が個々の領域で進めていけるため、そこから得られる経験値は多いです。特に課題解決提案を行うプロセスの中で、事実やデータをロジカルに組み立てて行動を設計していく方法は、目標達成をする上での重要な能力として強化されたと実感しています。

1人の営業メンバーとして会社を動かす歯車の一部ではあるものの、大きさや形を変化させながら、1人1人が歯車をブンブン動かせるようになるための成長できる体制や仕組みはあると思います。


Q:今後どんな役割を担っていきたいと考えているか教えてください

次なる目標は、成果を出し続けるチーム作りを担うこと

この半年間は、個人として成果を出し続けることに集中してきましたが、これから先は新しいメンバーが入ってきたときにストアフロントがやりたいことを体現できるように成長させていく役割が求められているのだと思っています。

引き続き個人で圧倒的な成果を出すことはもちろん、リーダーとして人や組織を強く育て、常に目標達成しているチームをつくる役割を担っていきたいと考えています。

そのためには、上司から吸収させてもらう時間は今以上に作っていく必要があります。より主体的に周囲を巻き込みながら意見する機会を増やすことで、自己成長だけでなくチーム成果にもしっかり繋げていきたいです。