2025年4月、半期に一度の活躍した社員を讃える表彰式 “IS HEROES” が行われました。
今回は受賞したメンバーのインタビューを紹介します。
Interview Profile
株式会社ストアフロント
営業推進部 第二営業グループ 大阪オフィス
T.M 2024年8月入社
The Rookies Awards
半期で目標達成への努力とプロセス、役割以上にチャレンジし成果を残した社員/入社1年目の社員から計2名を表彰
担当業務
関西・東海エリアを中心に、携帯販売代理店および販売店の営業を担当。
店舗収益を増やすための売上分析・課題抽出・施策立案などを行いながら、ストアフロントが運営する自社サービスの販売強化を行っています。
受賞理由
半期の個人予算達成に加え、「QSC(品質・サービス・清潔さ)」と「QCD(品質・コスト・納期)」を意識した丁寧な店舗対応で、スタッフとの信頼関係を築き成果につなげました。
Q:まずは受賞おめでとうございます!表彰されたときはどんな気持ちでしたか?
新人賞を受賞した瞬間は、正直「まさか自分が」という驚きが大きかったです。というのも、ここ数ヶ月伸び悩んでいたので、「もう新人賞は難しいだろうな」と感じていました。
実は、入社当初は受賞する気満々でした。上司からも「受賞を目指していこう」と言われ、販売実績がなかった店舗の立ち上げに取り組む中で、少しずつ自信もついていきました。ただ、担当店舗数が増えるにつれて、店舗ごとに思うような商談ができず、壁にぶつかっていた時期でもありました。
そんな状況だったからこそ、表彰されたときは嬉しかったですし、何よりも支えてくれた周囲への感謝の気持ちが真っ先に浮かびました。上司や大阪拠点のメンバーをはじめ、他拠点のメンバーも、質問すれば必ず真摯に答えてくれました。こうした温かいサポートがあったからこそ、ここまでやってこられたと感じています。

Q:ストアフロントへの入社を決めたきっかけは?
前職では携帯販売店で接客販売や店舗運営を担当していました。現場での経験を積む中で、より広い視野をもち、新しいスキルを身につけたいという想いから、未経験で営業職への転職を考えるようになりました。
また、「前線で働く人たちが気持ちよく働けるようサポートすること」の重要性を実感し、そうした支援の動きができる仕事をしたいというのが、転職の大きな軸になっていました。
そんな中で出会ったのがストアフロントです。会社のビジョンである「ありがとうと言われるサービスを提供する」という言葉が、これまで自分が大切にしてきた価値観と重なり、入社の決め手になりました。また、選考を通じて「チームで動く文化がある」と知ったことも、安心して新しい環境に飛び込める後押しになりました。
Q:仕事で大切にしていることと、この半期の取り組みについて教えてください
“丁寧な準備”と“対応の速さ”で、信頼を積み重ねる
私が仕事をする上で大切にしているのは、「事前準備」と「前倒しで動くこと」です。
まず、「事前準備」は誰よりも丁寧に取り組むようにしています。まだ不慣れということもあり、店舗との商談前には話す内容や質問項目を台本にして整理したり、訪問先周辺の情報を調べて自然な会話のきっかけをつくるなど、相手が話しやすくなる雰囲気づくりを意識しています。
店舗スタッフとは、まず“話してもらえる関係”をつくることを最優先にし、アイスブレイクなどにも注力しています。結果的に、こうした関係づくりが営業成果にも良い影響を与えていると感じます。
もう一つは、「前倒しで動くこと」です。例えば、3日後が期日だったとしても、自分の中では“できる限りその日のうちに終わらせる”ことを基本としています。店舗からの依頼の背景には『今困っている』という気持ちがあると思うので、できる限り早く対応することが相手の安心につながり、信頼関係の構築にも直結していると感じています。これは社内外を問わず、日々意識して行動していることです。
営業デビュー直後は、販売データの分析に苦戦した時期もありましたが、数字の理解を少しずつ深めながら、自分がすぐに貢献できることとして、この2つの行動を徹底してきました。その積み重ねが、自然と“話してもらえる関係”をつくり、取引先店舗との信頼関係につながっていると実感しています。
Q:営業未経験で入社してから、どのような変化や成長がありましたか?
データを活用し、1人1人と丁寧なコミュニケーションで成果に繋げる
<入社~営業開始まで>
入社後1カ月は研修期間だったため、まずはサービス理解を深めるインプットに力を入れました。特に意識したのは、「理解したことを相手にきちんと伝えられる状態にすること」です。研修カリキュラムに含まれるロープレを積極的に活用し、アウトプットの練習を重ねました。
また、営業活動の基盤となる「KPIツリー」の理解にも力を入れました。定量データをもとに課題を深堀りするのですが、慣れないうちは数値をどう読み解き、KPIツリーにどう当てはめるかに苦戦しました。ただ、各店舗のデータを繰り返し分析したことで、KPIツリーの構造をより深く理解できたと感じています。
<営業開始~入社3カ月>
実際の店舗商談が始まってからは、KPIツリーを活用して店舗ごとの課題を把握し、解決に向けたアクションを提案する中で、少しずつ成功体験を積めるようになってきました。
とはいえ、KPIツリーの活用にはまだ不安があったため、苦手な部分を補うために「ラポール形成」の強化に取り組みました。特に意識したのは「店舗スタッフを褒めること」です。実績が思うように出ていないスタッフに対しても、過去のデータを細かく確認し、小さな成果も見逃さずフィードバックするようにしています。
たとえば、直近3カ月で販売実績がゼロの方でも、4カ月前に1件販売していた実績があれば、その1件を徹底的に褒めます。そうした積み重ねが信頼につながり、そのスタッフが安定して販売実績を増やせるようになった事例もあります。
<現在>
今年2月からは、店舗商談に加えて運営代理店の支店担当も務めるようになりました。
支店担当の方は、店舗スタッフとは視野や視座が異なるため、これまでのようなラポール形成だけでは通用しない場面が多く、要望や本音を引き出す難しさに直面しています。経験が浅いため、相手の意図を事前に想定することが難しく、現在は上長に相談しながらアプローチ方法を模索しているところです。
とはいえ、法人営業は入社前から挑戦したかった領域でもあるため、失敗や試行錯誤を恐れず、場数を踏みながら成長していく良い機会と捉えています。まさに新たな挑戦の真っ最中です。
Q:職場の雰囲気や周囲からのサポート体制について教えてください
冒頭でもお話ししましたが、「チームで動く」という助け合いの文化があることは、入社前の選考を通じて知っていました。実際に入社してみても、その印象はまったく変わりませんでした。大阪拠点のメンバーはもちろん、他拠点のメンバーにも気軽に相談ができ、誰に聞いても本当に親身になってサポートしてくれます。これは、ストアフロントの文化なのだと感じています。
たとえば、「ここがわからない」と相談すると、一つの質問に対して背景や関連情報まで丁寧に説明してくれます。そのおかげで、単に答えを得るだけでなく、理解を深めながら次に活かせる学びにつながっています。
こうした環境があるからこそ、未経験でも安心して挑戦でき、日々一歩ずつ前進できているのだと実感しています。
Q:今後ストアフロントでどのようなキャリアを築いていきたいと考えていますか?
個人成果を上げながら、チームをリードする存在へ
いずれはマネジメントにも挑戦し、会社の中枢に近いポジションを目指していきたいと考えています。そのためにも、まずは個人として圧倒的な実績を出し、大阪オフィスをまとめる役割を担えるようになることが、私にとっての第一歩です。
今はまだ自分の成果に集中することが多いですが、これからは周囲のメンバーにも目を配り、チーム全体にとってプラスになる行動を意識的に増やしていきたいと考えています。与えられたことには常に期待以上で応えたいですし、自分からチャンスをつかみにいくような主体的な行動も増やしていきたいです。
そのためには、視野を広げ、周囲のさまざまな人の意見や考えに耳を傾けられる「余白」を持つことも大切だと感じています。これからも学び続けながら、自分の可能性を広げ、一歩一歩着実に前進していきたいと思います。