メンバーたちの「想い」と「挑戦」をお届けするMembers File。
今回は、ストアフロントの営業スタイルの魅力や、他部門と連携して行う取り組みについてインタビューをしました!
Interview Profile
株式会社ストアフロント
営業推進部 第一営業グループ
サブマネージャー S.E
2019年4月入社業務内容
関東甲信越エリアの携帯販売代理店および店舗の営業を担当。
店舗収益を増やすために売上分析・課題抽出・施策立案などを行いながら、自社サービスの販売強化を行っています。
また、第一営業グループのサブマネージャーとして、営業戦略の策定・実行、メンバー育成などのマネジメントを担っています。
Interview Profile
株式会社ストアフロント
サービスデベロップメント部 ビジネス企画グループ
リーダー A.K
2022年9月入社業務内容
自社サービスの会員数最大化を目指し、マーケティング業務を担当。
自社サービスを販売する店舗の販売データを活用して営業メンバーの活動を支援し、販促品の企画・導入を通じて販売改善にも取り組んでいます。
Q:ストアフロント営業の役割とやりがいについて教えてください

私たちが提供している迷惑電話対策サービスやデータバックアップサービスは、主に携帯販売店を通じて消費者に届けられます。ただ、競合サービスもあり、誰にでも簡単に提供できるわけではありません。
まずは販売店にサービスを取り扱っていただくところスタートします。そのうえで、店舗スタッフの方が消費者に提案してくれることで、ようやく利用につながります。つまり、「どうやって売るか」を考え、現場に合った形で提案していくのが、私たち営業の役割です。
携帯販売店を介した拡販には難しさもありますが、新規契約を獲得して導入店舗を増やせたときや、既存店舗で販売数が伸びたときなど、自分の提案が成果に結びついた瞬間には、大きなやりがいを感じます。
難しい状況でも、自分なりに組み立てた提案で成果を出し、営業力をアップデートし続けられることは、私たち営業の面白さだと思います。
サービスを提供するだけでなく、信頼される存在であることが営業としての強み

中でも特に嬉しいと感じるのは、競合他社からも提案を受けている販売代理店の方に「Eさんと一緒にやります」と言っていただけた瞬間です。たとえ経済条件で劣っていたとしても私たちを選んでいただけるのは、日頃から丁寧に信頼関係を築いてきた成果だと感じています。
そうした信頼関係を築くために、私が大切にしているのは「すぐにサービスを売ろうとしないこと」です。まずは相手の状況や考えを理解するところから始めます。
たとえば、「販売代理店がどんな方向を目指しているのか」「何に課題を感じているのか」などを把握したうえで、最適なタイミングで提案できるように心がけています。
定期的に販売代理店や店舗を訪問する際も、必ずしも「サービスを売ること」が目的とは限りません。まずは情報交換からはじめ、雑談のような何気ない会話も大切にしています。こうした日常的なコミュニケーションを重ねておくことで、いざ提案が必要な場面でもスムーズに話を進めることができるんです。
こうした関係性を持てることは、営業としての大きな強みだと思います。
Q:現場とのコミュニケーションで、サービスに対する新しい気づきを得ることもありますか?
現場の声をひろい、課題解決につなげることが営業プロセスで大切なこと

あります。スタッフさんとの会話から得られる気づきはとても多いです。
私たち営業の役割は、単に「サービスを売ってください」とお願いすることではなく、スタッフの皆さん一人ひとりが「これなら自分も使ってみたい」と思える状態をつくることだと考えています。だからこそ、「このサービス、実際どう思いますか?」「入会したいと思いますか?」と、一人のユーザー目線で率直な意見を聞くようにしています。
中には、「あまり魅力を感じない」といった本音が返ってくることもあります。そうした声こそが、改善のヒントになります。「なぜそう感じるのか?」「どうすれば魅力的に映るか?」といった会話を重ねることで、サービスや訴求方法の課題が見えてくるからです。
たとえば、「サービスの良さは分かるけど、自分で使ったことがないから勧めづらい」といった声があれば、体験機会の提供や販促資料の見直しなど、具体的な支援に落とし込むことができます。
このように、現場で交わす一つひとつのやり取りが、サービス改善や販売施策を考えるうえでの起点になります。営業として数字を追うだけでなく、現場との対話を重ねることも、サービスをより多くの人に届けるために欠かせないプロセスになっています。
Q:店舗からの声を受けて、それをどのような取り組みに活かしているのか教えてください
店舗の声を他部門と共有しながら、“販売しやすい仕組み”を一緒につくる

現場で得た声を社内に持ち帰り、反映する方向性は大きく2つあります。
ひとつはサービスそのものの機能改善、もうひとつは販促物や説明資料などの販促支援の見直しです。
「サービスのどこが分かりづらいのか」「どうすればサービスの魅力が伝わるのか」といった視点は、実際にスタッフの方と対話をしてはじめて見えてくるものです。現場で得た気づきをもとに販促コンテンツを改善したり、ビジネス企画グループと連携して支援内容を検討したりしています。

ビジネス企画側としても、店舗スタッフの皆さんの声はとても貴重です。
営業を通じて届いた声は、私たちが想定していなかった販売時の“つまずきポイント”が明らかになることも多くあります。そこから「販売しやすくするには、どんな情報や支援が必要か」が見えてくるんです。
そのため、私たちは現場の声を待つだけでなく、営業に同行して実際の商談に立ち会うこともあります。提案のタイミングや使っている言葉を直接聞くことで、現場のスタッフさんがどこで悩み、何を求めているのかがより具体的に分かります。
最近では、「興味のないお客さまに、どう提案のきっかけを作るか?」といった営業サイドの声を受け、営業と協力しながら販促アプローチの企画・展開を進めているところです。
私たちが目指しているのは、単なる販促物の提供ではなく、「売りやすい売場環境」を整えることです。その実現に向けて、営業と密に連携しながら、現場に本当に役立つ支援を一緒につくっていくことを大切にしています。
今後は、販売施策の効果をきちんと数値で把握し、次の打ち手を生み出していきたいと考えています。もちろん、営業サイドとも連携しながら、より実効性の高い支援につなげていきたいですね。

Q:現場との信頼関係を築くうえで、『対面営業』ならではの強みは何ですか?
対面営業で磨く「対話力」と「柔軟な対応力」は、あらゆる営業の基盤となる

私たち営業は、目的に応じてオンラインとオフラインを使い分けています。その中でも、携帯販売店という“リアルな現場”でサービスを届けているからこそ、『対面営業』ならではの強みが活かされる場面は多くあります。
現場に足を運び、スタッフの方と直接顔を合わせて会話することで、ちょっとした表情の変化や空気感も含めて相手を理解できます。こうした「人との距離感」を見極めながら信頼関係を築けるのは、対面営業ならではの良さだと感じています。
特に難しいのは、初対面の相手とどのくらい距離を縮めるかという感覚です。これは場数を踏むことでしか身につきません。対面営業で養われる「対話力」や「空気を読む力」、そして「柔軟な対応力」は、どんな業界や営業スタイルにも応用できる、営業の基盤となる力です。

とある営業メンバーと販促施策の企画をしていたとき、対面営業の強みを実感する場面がありました。
まだテキストベースのアイディア段階だった企画に対して、営業メンバーは「この内容で十分です。すでに関係性ができているので話を通してみます」と、迷いなく先方への提案を進めてくれたんです。
本来なら、資料化などの準備が必要な段階でしたが、普段から顔を合わせて信頼関係を築いているからこそ、スピード感を持って動けたのだと感じました。まさに、対面営業だからこそ生まれた信頼の力を感じた瞬間でしたね。

まさにその通りです。私も6年間のストアフロント営業を通じて、人と向き合いながら関係を築くことで、営業力が着実に高まり、自分の市場価値が上がったと感じています。
Q:今後は、どんな営業メンバーと一緒に働きたいですか?求職者にメッセージをお願いします!

気軽にコミュニケーションが取れて、意見交換ができる人がいいですね。
これは職種問わず共通ですが、日々の何気ない会話から思いがけない良いアイディアが生まれることもあります。だからこそ、普段から積極的にコミュニケーションをとり、チームで物事を前に進めていける人と一緒に働きたいです。

営業未経験で一から営業を極めたい方や、営業経験はあるけれどキャリアをさらに高めたい方にとって、ストアフロントはとても良い環境だと思います。
もちろん簡単な仕事ではありませんし、時には厳しさも伴います。でも、ただモノを売るだけではなく、相手の立場に立って考える力や、本質的な営業スキルが確実に身につきます。
経験の有無は問いません。大切なのは「相手をよく見ること」や「素直に寄り添う姿勢」です。そうした気持ちがあればストアフロントで活躍することができます。メンバー全員で切磋琢磨しながら成長していきましょう!