2024年10月、半期に一度の活躍した社員を讃える表彰式 “IS HEROES” が行われました。
今回は受賞したメンバーのインタビューを紹介します。
The Rookies Awards
半期で目標達成への努力とプロセス、役割以上にチャレンジし成果を残した社員/入社1年目の社員から計2名を表彰
担当業務
関東甲信越エリアの携帯販売代理店および店舗の営業を担当。
店舗収益を増やすために売上分析・課題抽出・施策立案などを行いながら、ストアフロントが運営する自社サービスの販売強化を行っています。
受賞理由
個人予算の達成にとどまらず、小さなPDCAを回し続けたことが組織成果の最大化に繋がり、ビジョンの実現に貢献しました。
Q:まずは受賞おめでとうございます!表彰されたときはどんな気持ちでしたか?
入社当初から、自分ができることには全力で取り組んで、いち早く会社に貢献したいという気持ちを持っていたため、新人賞という形でその努力が評価されたことはとても嬉しかったです。
入社直後に初めてHEROESの授賞式に参加し、その時に新人賞という存在初めて知りました。その後、上司から『次は新人賞狙えるんだよ!』と言われていたので、多少意識していたところはありました。
Q:この半期の具体的な取り組みを教えてください
ノウハウの習得と実践を短いPDCAサイクルで回し、最短で成果を上げる
ダレカナブロックの新規会員数を最大化する、ということが部のミッションです。営業未経験の私は、自分の不足している能力を補うため、誰よりも「行動量」を確保しました。これが、今回の受賞において評価された要素の一つなのかな、と感じています。
2024年1月に入社後、先輩たちから多くを学びましたが、すぐに全てを身に着けることは難しいと感じていました。それでも、最短で成果を出すために、まずは営業としてのノウハウを周囲から徹底的に吸収し、それを実際に試すアクションを増やすことで、自分自身の不足点をカバーしました。その中で、既存取引先へ頻繁に訪問し、実践を積み重ねていきました。
営業ノウハウや知識、経験不足からくる不安感などは、行動量を増やし経験を積むことで補えると感じています。その結果、PDCAサイクルを多く回すことができ、短期間で成果を上げることに繋がったと考えています。
Q:取引先への訪問行動を増やしたとのことですが、その理由について教えてください
入社した当初は、知識やノウハウを補うために、積極的に店舗に訪問していました。今では相手の状況に応じてオンライン商談を組み合わせることも増えましたが、それでも訪問営業の方が多いです。訪問営業を多くしている理由は2つあります。
1つ目は、ラポール形成の強化です。
お互いの目標を実現するためには、ラポール形成がとても重要です。直接会うことで、物理的な距離が縮まり、表情や姿勢などの非言語的な要素をお互いに感じ取りやすくなります。その結果、言葉だけでは伝わりにくい信頼感や安心感を相手に感じてもらいやすくなり、コミュニケーションが円滑に進み、早期の問題解決に繋げることができます。
2つ目は、一次情報を直接得ることができる点です。
例えば、店舗に訪問して実際の状況を目で見ることで、情報が表面的なものか、事実に基づいたものかを見極めることができます。電話で得た情報が正確かどうかも、訪問することで確認することができます。現場で得た正しい情報をもとに本質的な問題を把握することで、その後の効果的なアクションの設定に繋げています。
Q:入社から約1年間、成果をだすためにどのような行動変化をしてきましたか?
成功体験をもとに、情報共有と成果の見える化でチーム成果を最大化する
<入社から3カ月まで>
最初の3カ月は、知識や営業ノウハウを徹底的に学びました。
自分から積極的に周囲のメンバーを巻き込み、相談をしたりロープレをしたりと、学ぶ行動を多く取りました。一方で、吸収した内容を実際に試してみるということにも注力し、学びと実践を同時に行いました。早く自走し成果を上げるためには、まず他者の真似をして「できる」を増やすことが最短の方法だと実感しています。
<入社3カ月目~半年まで>
約3カ月間で基礎を身に着けた後は、自分の考えを積極的に行動に反映させることに力を入れました。
この時期は担当店舗が増え、自分自身の営業予算の達成状況がチームに与える影響力が大きくなったため、基礎を踏まえつつ自分なりのアレンジを加えながら、成果最大化にチャレンジしました。その結果、チーム全体の成果に目を向けることが増え、個人の成果がチームに与える影響を実感しながら行動するようになった時期でもありましたね。
<入社半年~現在まで>
そこから直近の半年間は、主体的な行動を増やしました。
入社から3~4カ月目までは、指示されたことに沿って行動することが中心でしたが、その後は自分発信の発言や行動を増やしました。例えば、取引先から得た情報をチームに共有したり、ホワイトボードを活用してチームメンバーの実績を見える化し、会話がしやすい仕組みを作ったりしました。
今までは自分個人に目を向けて行動していましたが、徐々にチームを主語にした行動が増えました。この変化は、入社後の約3カ月間で得た知識を繰り返し実践し、経験を積む中で、個人の動きがチーム全体にどう影響するかを実感できるようになったからこそ、出来たことだと思います。
また、入社時からとにかく場数を増やしてきたことで、さまざまな状況や課題に直面することができ、その過程で多角的な視点が持てるようになりました。その結果、「チーム成果を最大化する」という観点で、より俯瞰的に行動できるようになったと考えています。
Q:ご自身の行動以外で、チーム成果を出すためにどのような仕組みがありますか?
部門を越えた取り組みとして、自社サービスの企画・運営・開発を担うビジネス企画グループとの定期ミーティングを実施しています。
チーム単体で行うミーティングでは、取引先から得た定性的な情報を基に方向性を定めていますが、どの店舗に優先的にアプローチするかの選定基準となるデータには粗さがありました。その課題を解決するため、ビジネス企画グループとの連携がとても重要になっています。
ビジネス企画グループは、販売戦略を担う上で必要な細分化された分析データを持っているため、これを活用することでアクション先選定における意思決定が明確になり、迷いが少なくなりました。結果的に、KPIを達成するためのアクションを精度高く設定でき、チーム全体のパフォーマンス向上に繋げることができています。
Q:今後どんな役割を担っていきたいと考えているか教えてください
自身の経験を活かして新入社員を育成し、次の新人賞受賞者を生み出す
まずは、セルフマネジメントの強化です。現在上司が行っているチームエラーのキャッチアップを、自分で先んじて認識し、上司のフォローなしで対策を進められるようになることを目指しています。成果を効果的に出すための改善策を自ら立てて実行し、より一層チームに貢献していきたいです。
また、チーム貢献という観点で、今後特に力を入れたいのは新人育成です。
今後入社するメンバーに対して、私が入社した時に感じた不安感をできるだけ早く解消し、一日でも早くチームのメンバーとして活躍できるようサポートしたいです。具体的には、自走するための支援や、困ったときに気軽に相談できる環境づくりを通じて、新人がスムーズに成果を上げながら成長を実感できる支援をしたいと考えています。
そして、最終的には、私と同じように新人賞を受賞できるメンバーを生み出すことが目標です。