「本質を問い続ける思考」でつかんだ新人賞。周囲を巻き込む主体性と、挑戦を後押ししたサポートの形
2026年4月、半期に一度の活躍した社員を讃える表彰式 “IS HEROES” が行われました。
今回は新人賞を受賞したディレクターのインタビューを紹介します。
Interview Profile
株式会社ストアフロント
サービスデベロップメント部 ビジネス企画グループ
M.O 2025年10月入社
The Rookies Awards
半期で目標達成への努力とプロセス、役割以上にチャレンジし成果を残した社員/入社1年目の社員から計2名を表彰
担当業務
自社サービスの機能改修や画面設計におけるディレクション業務を担当。
販売店の声やユーザーの利用状況をもとに、実装に向けた具体的な仕様への落とし込みから、進行管理までの実務を担っています。
受賞理由
アプリ開発未経験ながら、期限から逆算した思考と、周囲を巻き込む行動力により、短期間でWeb・アプリの同時リリースを成功へと牽引。期待役割を超える自己研鑽で事業発展に貢献しました。
まずは新人賞おめでとうございます!受賞したときの感想を教えてください
実は入社したときから、上司に「新人賞を目指していこう」と言われていたので、念願が叶って本当に嬉しいです。
授賞式のスピーチは緊張でパニックでしたが、自分個人というよりは「プロジェクトチーム全体でもらった賞」だと思っています。タイトなスケジュールを一緒にやり遂げてくださった皆さんがいてこその受賞だと感じました。
ストアフロントで活躍している人はどんな人が多いですか?
やったことがないことでも、まずは「やってみよう」と一歩踏み出し、最後までやり遂げようとする心意気がある人だと思います。まさに、ストアフロントバリューの#OneAction!ですね。
ストアフロントには困ったときにすぐ相談できる安心感があります。「いつでも聞ける」環境があるからこそ、失敗を恐れず挑戦できますし、それが今回の成果や評価に繋がったのだと感じています。
作るだけの「ディレクション」から、データで改善を繰り返す「サービス育成」へ
入社してすぐ新サービスの立ち上げに携わる中で、前職とのギャップを感じることはありましたか?
前職まではWeb制作のディレクターを担当し、クライアントの要望をエンジニアやデザイナーへ繋ぐ「進行管理」をメインに行ってきました。ストアフロントでもディレクターという役割は同じですが、求められる視点の違いに一番戸惑いましたね。
今まで経験してきたWebサイト制作は納品が一つのゴールですが、ストアフロントのサービスは「リリースしてからが本当のスタート」なんです。 作ったものをより良くするために、データを見て改修を続けたり、前職では未経験だったCS対応を通じてユーザーの生の声を聞き、それをサービスに反映させたりと、やるべきことの幅広さに驚きました。
また、PL管理などの「数字」に深く踏み込む点も、制作中心だった前職との大きな違いでした。とにかく数字が並んでいる管理表を見ると最初は「ワーッ」となってしまい、これまでの経験が通用するのかと不安を感じることもありました。
指示を待つのではなく、上司の問いから「なぜ」を自ら考え抜く
その「未経験の壁」は、どうやって乗り越えたのですか?
プロダクトマネージャーであり、私のメンターでもあるYさんの存在がとても大きかったです。Yさんの指導スタイルが、私を変える大きなきっかけになりました。最初から答えをすべて教えるのではなく、あえて「疑問を持たせ、自ら答えを探しに行かせる」ように導いてくれたんです。
例えば、新しいタスクを前に立ち止まっていると、「これをやって」という指示ではなく、「なぜこの工程が必要だと思う?」と本質的な問いを投げかけられるんです。最初は右も左も分からず大変でしたが、私が困り果てていると絶妙なタイミングで助け舟を出してくれました。
自分で考え、仮説を持ってから相談に行くということを繰り返すうちに、サービスを運営する当事者としての意識が芽生えたと感じています。
ちなみに、質問しにくいといった雰囲気はありませんでしたか?
全くないです! Yさんは集中されていると眼光が鋭くて、パッと横を見た瞬間に「あ、今は話しかけちゃダメかな?」と一瞬ためらうこともあるんですけど(笑)いざ声をかけると、いつもとても丁寧に、かつ本質的なアドバイスをしてくれます。
出社日を合わせて隣の席に座り、「今、お時間いいですか?」と声をかけてすぐに疑問を解消できます。この「いつでも聞ける」という安心感と物理的な距離感があったからこそ、未経験の壁を乗り越えられたのだと思います。
「決まってから動く」よりも一歩早く。チームを迷わせないための「早めの頭出し」
入社早々、新サービス「ミルマモ」の立ち上げに携わることになり、どんな心境でしたか?
0から1のサービスを生み出す経験はなかなかできることではないので、不安よりも「挑戦したい!」という嬉しい気持ちが強かったです。
本格的に動き出したのは入社2カ月目からでした。まずは既存サービスで培ってきた「型」となるガントチャートを共有いただき、それをベースに進めていきました。Web制作で培ったタスク管理やメンバーとのコミュニケーションスキルは活かせた部分もありましたが、毎週の定例会議などで密にコミュニケーションを取り、言葉の裏側にある真意を汲みとり、形にする作業を繰り返しました。
サービスローンチまでの過程で、苦戦したエピソードを教えてください
実は、私の「後回し癖」も影響して、リリース1カ月前のスケジュールが本当にカツカツになってしまったんです。未経験だったこともあり、どのタスクにどれだけの工数がかかるのか、重要度の線引きがうまくできていませんでした。
さらにリリースの直前、私の不手際で、一度通っていたアプリの申請を取り下げて再申請することになったんです。リリース予定の前週になっても審査待ちの状態で、「予定日にローンチできないかもしれない」と絶望的な気持ちになりました。
しかし、デッドラインとして設定していた日の朝、審査通過の通知が届きました。早朝だったにも関わらず、思わず一人で「やったー!」と声を上げて喜び、すぐに関係者へ報告しました。あの時の達成感は、これまでの経験でも味わったことがないほど大きなものでした。
このプロジェクトを通じて、ディレクターとして特に意識したことを教えてください
ディレクターは一人では何もできない立場だからこそ、いかに周囲に気持ちよく動いてもらうかを常に意識していました。
具体的にこだわったのは、タスクの「頭出し」を早くすることです。修正が発生しそうだと分かった段階ですぐにデザイナーさんやエンジニアさんへ共有し、皆さんが作業しやすい状況を作るよう努めました。
「決まってから動く」のではなく「決まりそうな段階で共有する」。このスピード感を持って周囲とコミュニケーションを取り続けたことが、チーム全体の推進力になり、今回の受賞にも繋がったのかなと感じています。
みんなで解決策を見出す「チームワーク」と、個の力を最大化する「柔軟なサポート」
未経験でも安心して挑戦できた「環境」や「サポート体制」について教えてください
先ほどお話ししたガントチャートの雛形といった「型」や、蓄積されたナレッジがあります。ただ、それ以上に大きいのは、個々の挑戦を支えてくれる「人の良さ」や「チームワーク」という土壌だと感じています。
前職では、忙しくなると周囲がピリピリして、「そんなの無理だよ」と突き放されることも少なくありませんでした。しかし、ストアフロントのメンバーはどんなに多忙でも、相談すれば必ず真摯に向き合ってくれます。この「コミュニケーションにストレスがなく、誰もが気持ちよく前を向いて動ける環境」は、チームで一つのサービスを育てていく上で、何よりもありがたいものだと感じています。
また、個人のパフォーマンスを最大化するための柔軟なサポートも特徴です。私は「午前中に集中したいタイプ」なのですが、以前は朝礼で午前中の時間が埋まってしまうことに課題を感じていました。それを相談したところ、一日の終わりに翌日のタスクを整理する「夕礼」に切り替えてくれたんです。
おかげで翌朝の仕事の初速が格段に早くなりました。目標達成のための手段として、個々のやりやすさを尊重してもらえる文化があるからこそ、未経験の分野でも最後まで走り抜けることができたのだと感じています。
家族に自信を持って勧められる「安心」を、もっと多くの人に体験してもらいたい
サービス立ち上げを経験して、今後挑戦したいことについて教えてください
まずは「ミルマモ」を、既存の主力サービスに肩を並べるほどの規模へ、大切に育てていきたいです。
実際に、リリース直後から私の家族にも「ミルマモ」を使ってもらっています。父から「元気のお知らせ」が届くたび、仕事中であっても「今日も元気なんだな」と心から安心するんです。父自身も「自分が見守られるだけでなく、さらに上の世代である自分の親の見守りにも使いたい」と言ってくれています。
自分の大切な人に自信を持って勧められるサービスに、立ち上げから携われたことは本当に幸せなことだと感じています。ミルマモで体験できる「安心」を、もっと多くの方に届けたいですね。そのためには、「リリースしてからが本当のスタート」という意識を忘れず、利用者目線に立ったアップデートを積み重ねていきたいです。